ボランティア活動や講演の内容をコラムとしてまとめました。 お問い合わせ
歯周病専門医 目白若林歯科歯周病研究所

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抜かないための歯槽膿漏の
  患者学
 若林勝夫 著
四六判並製 206頁 税込 1,470円
ISBN4 89007-045-1 C0077
歯と歯ぐきの間から入ったバイ菌が、歯肉に炎症をひき起こし、さらに、歯肉の中にある歯槽骨を溶かしてしまうからで、これが「歯槽膿漏」という病気である。
 すなわち、歯が抜けるのは、バイ菌が歯と歯肉の境目からわり込み、歯と歯肉を離れさせ、続いて骨をも溶かし、そして歯を支持している骨の量が少なくなることが、その理由である。さらに、この過程において噛み合わせの不調和や全身疾患等が、歯槽膿漏を悪化させる要因となることもある。
 したがって歯槽膿漏の治療は、その主原因である細菌との戦いに終始するわけであるが、もちろん、歯槽膿漏を助長する他の因子への対応も必要である。
 (本文より)

 

コラム

ボランティア活動に参加して

 私の所属するNPO法人、日本臨床歯周病学会学術大会の一環として、平成19年6月23日に名古屋国際会議場において「噛んで防ごう認知症」というテーマで市民講話が開催されました。>>>パンフレット
 当日は私を含む3人の演者により構成され、私が演者の一人として、その折の模様を報告し、そして 私の感想をしたためてみました。


 尚、当日は読売新聞社、中日新聞社の記者も同席し翌日の両社の新聞に市民講話の記事が掲載されましたので一緒に記載しました。>>>新聞記事


 

『噛んで防ごう認知症』 市民フォーラムに一人の演者として参加したときの感想

 過日 2007年 6月23日、私の所属する日本臨床歯周病学会が市民を対象とした講話が名古屋国際会議場で開催されました。
 演者は、朝日大学名誉教授の船越正也先生、養護老人ホーム看護長の服部恭子先生、そして私、若林が歯周病専門医の立場で講演いたしました。

 船越先生は、多くの歯が残っている高齢者ほど脳梗塞、アルツハイマー病による認知症の発症が少なく、また、良く噛むことにより記憶力や学習効果を高め、さらに認知症の予防にも役立つと力説されました。
 服部先生は養護老人ホームの高齢者は、食べることが一番の楽しみと話され、そして噛むことが脳を刺激し全身の栄養のコントロールにつながることで自身の長い経験を交えて話されました。

 私は歯周病専門医の立場から、まず日本人の歯の喪失の原因について、厚生省の調査結果を報告しました。虫歯による歯の喪失は37%、歯周病50%、残りの13%は事故、矯正治療による便宜的な抜歯、さらに50代を過ぎると80%強が歯周病により歯を失っていることを報告しました。
 このような意味から「歯を失わないために」「もし歯を失ったら」どうすればいいか、さらに患者さんに接応するうえでの歯科医師の考えや治療行為、そして、歯科医師に対してどのように考え、どのように接すれば有益であるか、即ち「医療は患者のためにある」ということなどについて講話しました。

 歯周病の殆んどの原因は、食後に歯ブラシによって磨き落とした食べカスを口の中に存在するある種の細菌が、その食べカスを栄養として歯垢という細菌に変わり、そして急速に繁殖しながら歯周病を悪化させます。
 即ち、歯垢は歯と歯茎の境目にたまり、そしてその境目を破壊し、歯根の先端に向かって進みながら骨や線維などを吸収し歯周病が進行します。尚、歯と歯茎の境目が剥がれ細菌が歯根の先端に向かって侵入した状態を歯周ポケットと言います。そして、歯周ポケットを放置すると、どんな結果が訪れるかについて歯周病の進行過程を説明します。

歯周ポケットは細菌にとって安住の住家であり
  ↓
繁殖のためのかっこうのであり
  ↓
  歯垢の周りの骨を破壊しながら歯根の先端へと侵入し
  ↓
  徐々に歯根の周りの全ての骨を溶かし
  ↓
支えを失った歯は、すでに細菌にとって不用の産物にすぎず
  ↓
  安住の場を失った細菌は隣りの歯根へ移行
  ↓
新たな活動を開始する
  ↓        ↓
骨の喪失は歯の喪失

 歯周病も他の多くの病気と同じように軽度→中等度→重度と順次進行するわけです。重症になってから治療するより軽症のうちに治療することで好ましい治療の結果が得られることは言うまでもありません。
 即ち、「早期発見、早期治療」により、望ましい治療様式(治療結果)が得られることになります。

 次に、歯周病の治療法についてふれてみましょう。
 歯周病を治療する目的は2つあり、1つは歯周病を治し楽しい食生活を営めることです。もう1つは、治った状態をいつまでも機能をしつづけること、即ち健康な状態の永続性にあるわけで、これが治療することの最大の指標と考えられます。
 この2つ目の指標に到達可能な治療法を考案することが私達の使命でしょう。

 私は、歯科医の立場からそして患者さんの立場から治療法を提案するとき、次の古いことわざを思い浮かべます。

    「凡て人に為られんと思うことは 人にも又その如く為よ」
 即ち 「もし自分が患者だったら どうしてもらうと満足するでしょうか」

 その答えが、患者さんのための治療案と考え、患者さんの理解と同意を得られるよう努めています。
 最後に「物を食べる」ということの意義について、次のようにふれました。
 「物を噛みたい」「美味しく味わいたい」そして「満足感を得たい」という人間本来の願望を満足させることであり、その結果楽しい食生活の営み、そして様々な病気の予防や改善、しいては豊かな人生を満喫することにつながるわけです。
 参加者の皆さんは終始一生懸命耳を傾けて頂き、私も集中してお話することができ満足して帰路につきました。

 PS 1:
 今回の講話は「噛んで防ごう認知症」というテーマから考え、高齢者が多く参加されるであろうと思っていました。ところが、その予想は全くはずれてしまいました。参加者の年代は40代と50代が最も多く、次に60代、そして70代以上と比較的若年層の順でした。
 講話終了後、ある40代のご夫妻に今回参加した本意を聞いてみました。
 実は、母が認知症のため、本人はもとより私達家族が大変難儀している。もし、自分達が母のようになったら、子供や身内に大変な思いをさせることになってしまうからと真剣に話されたことが今でも強く印象に残っています。

 PS 2:
 参加希望者は、定員をはるかに超えていたようで、市民の健康に対する感心の強さが伺えました。

              「元気な歯は気力を生み、
               気力は活力を高め、
               活力は表情を変え、
               表情は豊かな人生を創る」

                 気力が落ちたら
                 肉体で補うことはできない。
                 気力を失わないために
                 噛める歯をつくりましょう。
                 元気な歯は生命の宝です。

  参加者からの手紙  

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